■試合の感想:実際に見に行った試合を載せています。

★2004.11.20  vs. 東京ヴェルディ  1-1

サッカーを見ててこんなにがっくり来たのは初めてです。

味スタが思いのほか遠かったため、後半から観戦。
前半は1−0でセレッソがリード。予想通り。しかし嘉人が出ていたのにはびっくり。後で聞いたら、前半1分のゴールを彼が決めたそうじゃないですか。大丈夫なんですか。それとも潰す気なんですか、監督……。

いつもセレッソは後半はよれよれになるのですが、今日は守りもしっかりしていて、ちゃんと人に近づいて守っていた。
ベルディのゴール前近くでのプレイは(スゴク)多かったものの、GK伊藤も調子いいみたいで、一度決定的なシュートを止めていた!

途中、両チームお互い「疲れたよ」って感じで大きなボールをやりとりする時間はあったのですが、むしろそれならリードしているセレッソに有利。

今日の敗因は、いつもと違って、守りが崩壊したせいではなくて、フォワードが決めきれなかったことではなかったでしょうか。
何度か「どフリー」なシュートを外したことが、負けにつながったと思いました。
でも、こないだ代表戦ではわからなかったけど、嘉人は調子悪くなかった。いつも通り、献身的に走っていて、ほかの人より大きく見えました。

85分頃、ついに力尽き、交代を要求。(足をつったのかな)
89分、流れから、文句なしのシュートを決められ、同点。
うつむく嘉人の前に列をなすテレビカメラ。

主審は上川って人。わりととらない審判だった。

★2004.11.17  日本代表vs. シンガポール代表 W杯予選  1-0

嘉人が選ばれたので、急遽チケットを買って、埼玉スタジアムへ。意外と空席がありました。58000人の入り。
消化試合なので控え組を試すそうで、先発はタマちゃん、本山、小笠原、endo、カジ、三浦アツ、宮本、土肥、あとは忘れました。あっそうそう、藤田(これは忘れちゃイカン)、ナカタコ、松田直樹。この松田って人は、なかなかよかった(上がるのが早いので)。

さて。シンガポールは圧倒的に弱いはずなのに、そして日本も「勝つぞ」っていう雰囲気は感じるものの、プレーにまったく結びつかず。1点取ったけど、もしかしてひょいって入れられちゃうんじゃないの?!という不安が去りませんでした(セレッソ見すぎ?)。
なんか、やってもやっても「あれっ、まだ25分?」ていう感じのだれた試合。

後半、当然メンバーを変えてくると思いきや、誰一人変更なし。
10分ぐらいにようやく嘉人登場。会場は大盛り上がりで、こんなにみんな嘉人が好きだったんだ……、と意外に思いました。
それからは、嘉人が持つたびに大盛り上がりなので、(会場の)雰囲気は多少良くなったものの、試合自体はあまり変わらず……。
嘉人を見ていて思ったのは、「鈴木とかぶりすぎ!!」。

   松田  嘉人  鈴木             あげる人
         GOAL
     └──────┘
これでは、球は来ないってば。
鈴木も嘉人も本能で走る人なので、何度かぶっても修正できないのかと思いました。

嘉人が入ってちょっとして、小笠原を代えたのは致命的だった気がする。小笠原は正確なパスを出せる人なのに、彼がいないので、嘉人の欲しがっている場所にボールが出てこなかった。フタガワがいたらなあ……。

そして、みんなが嘉人に入れさせようとしているのが若干裏目に出ている部分もあったような。そのぎこちなさは、どっかで見たことのある光景でした。
ヨシトくんも、1回ぐらいドリブルしたかったね。
「幻のゴール」はオフサイドだったけど、それまでとっても気をつけていたのがわかったので、とっても残念でした。

タマちゃんは、誰もが評価しているようにこの試合唯一の「調子の良い人」で、走り方にバラエティーがすごくあって、「どこから出てくるかわからない」人でした。
最近試合をあんまり見てないのでわからないんだけど、嘉人君は調子が落ちてるのかな?

★2004.10.23  vs. 柏レイソル  1-1

大阪に行く機会をなかなか見いだせず、とっても久しぶりの観戦。
柏の駅で迷い(あんなに大きいと思わなかったんだよぅ)、ちょっと遅れたため席がなく、立ち見。ていうか、なんで残席70%て書いてあったのにあんな満員なんですか。あんなにセレッソの人がアウェイにいっぱいいるの初めて見た。やはり裏天王山だからか。それか席が狭いからか。(しかし主催者発表10200人。長居より入ってるよ?この狭いところに?)

さて、試合は前半は超いいムード。みんなよく集中していて、これは勝てそうと思わせた。
嘉人ちゃんはなんとキャプテンを務めていて、献身的に動き回り、指示もよく出していて、調子はとても良さそう。とくに1対1になったときに非常に自信があるようで、強引に抜いていくのが全部抜けちゃう、みたいな。25分の得点シーンも、あっさり守備を抜き去って冷静にゴール。
不安の守備も崩れるようなことはなく、まあパスミスとかアキさんが1対1になると取られるとか個々の問題はあったけど、監督がかわって良かったんだなあと思った。しばしばコケが上がってくるのもよかった。
前半の最後に嘉人がまたバーに当ててしまい、超がっくりしてて、そんながっくりしなくても後半がんばれ!とか思ってたんだけど、後から考えてみると、彼はこのゴールの重要性がよくよくわかってたんだなあと思いました。

それで後半はもう人が変わったようにぼろぼろのチームに……。再三再四攻め込まれ続け、一度は明神にゴールを決められ、その後もずっと柏のゴール前で試合が展開。
よく引き分けた。という感じの試合になってしまいました。
いつも先制点をとっても全然勝ちにつながってないっていうのに、前半リードしたからって崩れないでほしいです。
負けなくてよかったけど、柏と引き分けたってことはまだ柏の方が順位が上……。
今日の試合いちばんすごかったのは柏のディフェンダー(いま柏のサイト見たら、パラシオスって人かなあ?新加入って書いてあるぞ)。すべてのヘディングに、笑っちゃうぐらい大差で勝利してました。あの人に調子を狂わされた部分は大きいと思う。
あっでもでも、古橋も存在感あった。初めて見たけどうわさ通り。
審判は松村和彦。とらない審判だった。ちゅうか、見てないだけっていう話も。

試合とは関係ないが柏は人がのんびりしてて親切でいいとこでしたよ。
あとスタジアムもよかった(席はなかったが…)。またタマちゃんが3メートルの距離まで来てコーナーキックを蹴っていた。そんでセレッソの応援団の人になんか言われて、怒ったのかあの黒い目でじっとその人を見てました。あんな真剣に聞いてもらえるなら私も何か言おうかと。

★2004.7.30 U23壮行試合 vs. ベネズエラ代表  4-0

ヨーロッパ旅行を切り上げてまで見たかったこの試合。
帰ってきて、正解だった。
最初のうちこりゃ互角ではないかと思わせる均衡具合。それを破ったのが松井→嘉人のホットラインで、理想的な展開。
しかし松井はその後もがんばって走り回っていたがパスの機会を見いだせず、なんかちょっとここらで考え直す必要が。
敵は1点目を取られてから動きが落ち、あと3点、すべてのフォワードが取ることができて、壮行試合としては理想的な内容になった。

★2004.6.1 日本代表 vs. イングランド代表  1-1

午後からマンチェスターに戻り、イングランド戦を見に行く。ホテルからスタジアムまで歩いて15分と聞いて行ったのですが、意外と遠かった。でも歩いてる間イギリス人を観察できたし、日本選手の乗ったバスも見たのでよかったです。歩けば混み混みのバスとか待たなくていいし。
試合はすばらしかった。誰があんなに善戦すると予想したでしょう。早く帰ってテレビで見たい。1−1。
小野くんが久しぶりに点を入れて、CMに出てるときみたいな超かわいい笑顔を見せていたのでよかった。
イナが怪我した。骨折3ヶ月らしい。がんばれ。
晩ご飯はスタジアムでポテト&ミートパイ(それしかなかった)と水、ホテルでポテチとかリンゴとかチョコとかと紅茶。

★2004.5.30 日本代表 vs. アイスランド代表  3-2

この試合を見るためにイギリスに行きました。(ヨーロッパ旅行のついで)

昼12時からキックオフのアイスランド戦を見にマンCのグランドへ。直行バスが駅から出ている。
着いて、イギリスは広いから混み混みにならなくていいなあと思ってたら、スタンドはがらがらでした。あんな空いてるスタジアムでサッカー見たことない。
日本人はけっこう多くて、でもたぶんイギリスに住んでるから来てみましたっていう人が多くて、我々が普段の代表戦ののりで「行け! 打て!」とか言ってるのに回りの人はクールでした。
芝生が近くてびっくり。イナがすぐそばで相手と当たってたので感動。
試合は「この人たちあんまりうまくないのかなあ」ってな感じ。
最初はアイスランドに押されまくっていたけど、久保が超やる気のないふり(腰痛いんだよう)して2ゴール、あとPKで1ゴール、計3点。アイスランドは2点。なのでまあけっこう面白かった。
よかった人:久保、中澤、加地、小笠原も最後はまあまあ。
前半と後半が人がほとんど入れ替わったので、後半はあまり気合い入れて見る気がしませんでした。

★2004.4.17  vs. 鹿島  1-0

今週はJリーグ第6節だそうで。待ちに待った初勝利でした。磐田戦の後、水曜にセレッソは味スタまで行って雨の中引き分け。お疲れさまでしたが、FC東京は実はちょっと苦手めの相手なので、これと引き分けというのはけっこう良かったんじゃないかとひそかに思っていた。
そして鹿島は得意めの相手。勝てないわけがない。
始まってすぐから、見たこともないような中盤でのプレス。選手も勝つ気でいるというのがとってもよくわかりました。先発メンバーもいい選手が選ばれていた(ような気がする)し、監督もよくわかってきたね!って感じ。
セレッソも鹿島もシュートを打って、バーにあたるとこまでは行くんだけど決め手に欠け……、ついにゴール前に見事に走り込んだモリシが倒されて、PK!
結局その1点を守りきったわけですが、いつであったか鹿島と対戦したときにロスタイムに同点にされたことがあるので、最後まで緊張しました。
後半の途中で嘉人ちゃんはやる気をなくしたのか鹿島の人に悪いことされたのか、「足が痛いよう」っていって交代になるし。
今日は、鹿島の警告6に対しセレッソはゼロ。嘉人ちゃんはよく耐えたと思って感動しています。

とにかく勝って良かったよ。

★2004.4.10  vs. 磐田  1-2

首位独走中の磐田戦。
セレッソはようやく調子を上げてきて、この試合はとてもいい試合でした。磐田は、テレビでは不調とか言われてたらしいんだけど、私にはよくわかりませんでした。
審判はニシムラという人で、一生ハンドは取らないんじゃないかと思ったほど。少なくとも4回は流していた。あとシミュレーションも一生取らなさそうだった。磐田は真っ先にそのことを理解したような気がしました。
セレッソは審判の判定に不服が多くて、たしかにへんな審判だったとは思うけど、2点目はモリシほか3人ぐらいで文句言ってる間に、磐田に「もしかしてゲーム続けていいんじゃないの?」ていうことに気づかれてしまい、あっという間に失点。プロらしくないよ……。

などなど、細部にはイロイロありましたが、全体としては、やる気も見えたし、改善も目に見えた。あのあっという間の2点目がなければ同点だったわけだし(そういうもんじゃないか)。
西澤のヒールパスからの嘉人ちゃんの文句なしの1点を返し、上昇ムードに乗った気がした。ようやく監督の意図が選手と共有されはじめたんだと思いました。
嘉人ちゃんも、今日は怒ってなかった。

今日は中山が先発で、途中で交代されていた。

★2004.4.3  vs. マリノス  1-2

感想は、浦和のときとだいたい同じで……。完敗。浦和のときとは違う監督になったのだが。そして向こうもぜんぜん勝ちそうじゃなかったのに。
とにかく、勝ちたかったらモリシを途中交代させるのやめてください。
ヨシトのファウルの取られ方が進歩しているのは今日で確信できた。
バックの人が球を回している時間が異様に多く、中盤にある時間がほとんどなく、フォワードまで到達するのは困難、ていう感じの試合でした。でも、最後列から90メートルパスがやってきたときは、嘉人くんは弾丸のように走ってた。
最後は怒ってました。チームに。

今日はセレッソ側に人がいっぱいいたのでびっくり。やっぱヨシトファンかな?(ほかに考えつかない)

★2004.3.21  vs. 浦和レッズ  2-4

監督とディフェンダーが変わったので、どうなったのかと思って見に行ってみた。
それなのに、なにひとつ前のチームと変わっていなかった気がする。
中盤ががら空きなので、ディフェンダーもあっという間に抜かれて、U23の控えキーパー多田くんが懸命に抑えてました。あの人は、うまくなりそう……(楢崎みたいに)。そのうえフォワードはバロンがいなくなって弱体化。
選手の代え方も理解不能。試したかったのかなぁ? でも勝ちたかったらモリシは代えないで。
嘉人ちゃんががんばっていたのが唯一の救い。彼は進歩している。と思います。ファウルの取られ方とか、アタマ使ってるように見えた。
でも最後は「がっくし」って感じで、とっとと引き揚げていきました。気の毒。

浦和は、今期めちゃめちゃ補強して、11人中8人が代表選手なんだって。いいなーいいなー。

★2004.2.8 キリンチャレンジカップ U23日本 vs. U23イラン  1-1

いい試合だった。昨日テレビで見た日本代表(欧州組&ヨシトちゃん抜き)のあわあわの試合が、「まだこの時期だから調整不足もしょうがないですね。オマーン戦で100%ならいいんじゃない?」とか言われていたのに対し、この人たちはばっちりみたいでした。真剣だったし。しかも、選手一人一人に安定感があった。見に行く前は、知らない人ばっかりでつまんないかな?と思ったけど、全然そんなことなかった。
前評判の高かった平山は、実戦でどこまでやれるかというのが最大の見どころ。点も入れたけど、ゴール近くでボールを持って、敵を背負ってキープするのが、とっても上手でした。ただそうやって自分で持ってしまうと、出しどころがなくなってしまうのが難。
ほかに、パスを上手に受けにいったり、相手ボールをとりにいったりして、前半は平山が2-3人いるような感じ。
後半はどこにいるのかわからなくなっちゃったけど、そう思ってたら突然ゴール前にいて「ロスタイムサヨナラゴールとなるべきシュート」を打っていたので驚きました。
田中達也は、何よりサイドからドリブルで敵を抜き去って、正確なクロス。まったく嘉人ちゃんとかぶるんですけど。しかも最近ずっと調子いいみたいだし。でも、前半から敵に足を踏まれて、最後は担架で運び去られていた。彼がいなくなってから、日本のサイド攻撃は精彩を欠いてしまった。怪我しない分、嘉人有利かな? 見た感じでは、前半達也、後半嘉人を出せたらいいなと思いました。
トゥーリオは不安のない感じ。どうしてだろう。大きいからかな? 宮本さんの不安定感と、思わず比べたくなりました。よく見ると、攻撃のとき参加したがって(?)前に行ってしまうので、カウンターのときに「後ろから追いかける」形となってしまうときがあったけど、今回は一応、追いついていた。でも選手名のボードに「TANAKA」って書くのはやめて。誰だかわかんないよう。
あとの人は全然知らないので、どこがどうとは言えないけど、今野君は動きがよく見えました。守備をしていた森崎君(どっちだか不明)はちょっと走るのが遅かった。あと坂田君もがんばってたけどちょっと空回りでした。一生懸命ゴール前を走り回ってたのに、全然パスが来なかった。なんでだかわかりません。走り回ってた場所が悪いのか、仲間から信頼されてないのか、アピールが足りないのか。
試合は、押されてる時間帯にフリーキックを許し、同点にされてから巻き返すことができなかった。イランの応援団は、それから後半ずっとカーニバルみたいになってました。イランは7番と10番と13番が上手だった。

平山君は、今日の最後のシュートを決めてたら「神様」になっていたので、決めなくてよかったかも?という雰囲気もありますが、オリンピック予選ではきっちり決められるようにしておいてください。
でも、「フォワードが点をとるという快感」、久しく忘れていた、かも。

埼玉スタジアムは初めて行ったけど、客が少なかったため(2万2千)前から11列目で、選手が近くて楽しかった。北越谷から、がら空きのバスで行くのがおすすめです。でも寒かったよう。埼玉や茨城で夜やるのだけはやめて。

★2004.1.1 天皇杯決勝 vs. ジュビロ磐田  0-1

惜しかったー。
ここまで、アローズ北陸戦4-1、ガンバ大阪戦3v-2(宮本さんありがとう)、ヴィッセル神戸戦3-2(カズさんごめんね)、鹿島アントラーズ戦2v-1(秋田さんさようなら)と、苦しい戦いを勝ち抜いてきたわけですが、今日は惜しかった。
劣勢な戦いを、終わってみたら勝っているというのがセレッソのこの天皇杯におけるテーマだったようなわけですが、決勝は劣勢だった分が点に出てしまったような。今日もグラウが非常に良かった。あと西。
セレッソはここまで、最初から飛ばす、最後まで飛ばす、入れられちゃったらしょうがないから入れ返す、ていう戦いだったけど、今日は、老獪な磐田に、ペースダウンさせられていたように見えた。怪我してないのに倒れるなー!と、いつもヨソのサポーターが嘉人ちゃんに対して思ってるかもしれないことを、今日はナナミとかハットリとかGKの人に対して、思いました(しかも、若いのじゃなくてワザワザ年上の人がやってるところが老獪。鹿島も、ヨシト挑発役は秋田と本田だったなあ・・)。磐田はどれだけ走っても疲れないというところが売りのチームだったけど、そろそろ中心の人が体力の限界が来てるのかなあ。モリシは全然大丈夫だけど。
あと、嘉人ちゃんの「裏に飛び出す」ていうワザはすごく警戒されていた。有名だもんな・・。鹿島では2回も通用したボール捌きのワザ(名前、あるんだろうな)も、苦しんでました。がんばってやってたけど。

前半3秒ぐらいに、モリシがゴール前までドリブルで行って、嘉人にパスしちゃったところがあって、そこがものすごい惜しかった。あれが入ってたら、こんな我慢大会みたいなゲームにならなかったでした。
両方とも攻めが身上なのに、シュートが少なくて(ていうか、打ってもディフェンスに阻まれていた)、なんかちょっと拍子抜けな感じ。
帰ってからテレビで見たほうが、面白そうな試合に見えた。

セレッソの試合は、実際に試合を見て、改めてテレビで見るということが関東人にはとっても難しいので(関西人にビデオを撮ってもらえたらいいのだが)、今日初めて両方見たんだけど、真実ていうのは、視点の数だけあるんだなあと。
国立で見た試合は、お互い守りばっかしてて、シュートの少ない試合。磐田が時間稼ぎしたのも、非常に目立っていた。あとセレッソのパスの荒さと、磐田のうまさが比較された。
テレビで見た試合は、両チーム拮抗していて、いい試合だった。テレビってのは、だいたいが視野が狭くなるので、パスミスとか、「そこじゃなくてあっちに出せよ!」とか、関係ないとこでのファウルとかが全然わからないものだと思いました。(あーでも審判が取らなかったナナミのハンドは見えたねぇ。アナウンサーは「ナナミのファウルです」って言ってたよ)
どっちも真実なのに、全然違う面が見える。テレビ、怖いです。
でも、私はサッカーしたことがなく、遠くから見ての印象しかほとんど持っていないので、もっと近くで見たら、テレビでしか見えないことも見えるのかな?ていう気も、する。審判の目で、見てみたい。

大阪からバス26台でやってきた、桜色の人々とはちょっと遠い席だったので、セレッソ側ゴール裏だったにもかかわらずセレッソ応援の人がほとんどいなくて、寂しかった。レッズの応援隊とかいました(初戦で負けたにもかかわらず)。いつもは一人なのでおとなしく座ってるんだけど、今日は味方がいたので、見ながらテレビ観戦並みに「走れー!」とか(イロイロ)言ってたら、試合終わってから隣のおじさんに「アンタ、セレッソのファン? すごいねぇ」と言われてしまった(笑顔だったけど)。「すごい」の意味をくわしく聞きたかったでちゅ・・。

嘉人ちゃんは負けて泣いてたけど、何で泣く? モリシが今年もがんばらなくちゃって言ってるのに。がんばれ!(何か賭けてたのか?)
あと、塚田監督すごかった。「塚田体制になってからは7勝1分け2敗(報知)」だそうでした。お疲れさまです。報知にはこんなことも書いてあった。「チームは3年5か月もの間、磐田に勝っていない」・・・・・。(その後判明した事実。FC東京は磐田に4年勝っていない)

★2003.12.10 日本代表vs. 韓国  0-0

東アジア選手権、決勝。嘉人ちゃんは先発したものの、たった18分で退場になってしまいました。でも、今回も、どう考えても審判が悪いのでした。非常に不安定なジャッジ。大久保1枚目のイエローは、「足の裏を見せた」プレイに対するものだったらしいけど、足の裏見せてた人ほかにもいた(2階席から足の裏が見えた!)。
「負けたのはフォワードがシュートを決められないせいだ」ていうのは簡単だけど、勝とうが負けようが、審判にはしっかりしてもらいたーい。そして審判に抗議するようなことを言ったからって、代表監督を解任しないでほしい。あと、選手が他チームの選手の進路を妨害したらファウルになるのに、審判が妨害したときはなんにもならないっていうのはおかしいのだ!
・・・試合は、流れ的には、10人になってからも崩れることなく、日本はよく守っていた。特に楢崎はすばらしかったです。後半は藤田の投入と4バックへの移行で、チームが生まれ変わったようによく動き始めた。でも、これは韓国もそうだったけど、「それだけ攻めてるなら点とってくれよ」とも思いました。ものすごい惜しいシュートがけっこうあった。
ジーコは、退場した嘉人ちゃんに「よしよし」しながら、「顔を上げろ」って言ったんだって。感動です。嘉人がんばれ! ジーコがんばれ!
試合の感想じゃなくなっちゃった?

★2003.12.5 日本代表vs. 中国  2-0

東アジア選手権、国立でやっていたので見にいってみる。
中国はかなり弱い相手で、もっともっと点が取れてもよかった。そんな中、活躍していたのは中澤さんと久保。マリノスが優勝するわけだ。と納得しました。中澤がセレッソにいたら、セレッソも優勝できるかもしれないよ。
小笠原が司令塔で、新聞によっては褒められていたけど、私の見方がシロウトなせいか、そんなによくもなかったような。全体に、ボールの動きが小さいせいで中国に囲まれる人が多かったような。
この日は試合前の嘉人ちゃんの表情がとてもよかったので、今日こそ点を入れると思ったのですが、バーに阻まれてしまいました。でももうちょっとだよ! 点は入れませんでしたが、これまでのように裏に飛び出すばかりでなく、ちょっと手前でちょこちょこ動いたり、相手ボールを積極的に奪いに行ったりしてたのも、代表内で余裕が出てきたってことで、よかったです。まあ、中澤はふつうにそういうことやってたけどね。。。
あとは宮本さんに、あやしいバックパスとかするのをやめてほしいでした。

★2003.11.30 vs. ヴィッセル神戸  4-0

ナリユキで、神戸まで行ってしまいました。今期最後の試合なので。
試合開始と同時にまた大雨。先週はけっこうひどかったと思っていたのだけど、この日の雨量にはまだまだ及びませんでしたよ……。
大雨慣れしていたせいか、セレッソはまったく動じることなく試合突入(本当に先週勝っておいて良かった)。バロンのPKによる得点で、前半1-0。
後半もチームはまったく変化なく、雨に嫌気のさしてきた(?)神戸に、「俺たち先週もこうして勝ったんだぜ」てな感じでみんなで点を入れ、終わってみたら4-0の完封大勝でした。得点者は、布部、モリシ、西澤。
勝ってたので、途中で怪我帰りのモリシも下げることができたし、祝一軍昇格の酒本もサイドをドリブル突破する大活躍。Jリーグが来週も再来週もあったなら、きっと勝ってくれたであろう、と思わせてくれる試合でした。
試合が終わって、ホーム最終戦だったので神戸キャプテンのカズさんがしゃべったのですが、「サポーターのみなさんには、こんな雨の中まで応援してもらったのに、負けが込んで、最後までこんなふがいない試合で申し訳なかった」て言ってたので悲しかった。まあセレッソは勝って良かったんだけども。
この日の会場は、神戸ユニバー記念競技場てとこで、今年からヴィッセルはここを捨てて(より立派な)神戸ウィングスタジアムていうところに移ったらしいので、どんなぼろっちいスタジアムだろうと思っていたが、普通でした。古さは国立ぐらいに見えた。ちょっと小さいけど、最終戦に9000人来ないんじゃ、まあ充分です。あとチケット代が1000円だった!
セレッソもそうなんだけど、神戸も、応援に来るときから全身「サッカー見に行きます!」てな、阪神/磐田/鹿島/浦和ファンみたいな格好をしたファンは少なく、神戸の人は負けても案外がっかりしてなかった。私は、あんまりのめり込んでる人が多くない方が好きだけど、興業収入は少ないだろうなと思います。浦和の人なんて、セレッソ戦でもアウェイゴール裏までチケット買い占めてたのでびっくりした。
最後に、優勝争いと残留争いが熾烈だったので(あとたぶん嘉人ちゃんが出てなかったので)、テレビではまったく取り上げられませんでした。

★2003.11.24 vs. 清水エスパルス  5-1

モリシ復帰。めでたい。それとホーム最終戦ということで、暇なので長居まで来てみました。いやー、大雨でしたけど、嘉人ちゃんも出てなかったけど、来てよかったよ。
開始と同時に大雨が降り出し、呆然とする選手たち。でも、さすがホーム、のせいか知りませんが(ホームに弱いチームといわれて久しい)、もしくはモリシが戻ってきたせいかも知れませんが、もしくは嘉人ちゃんが出てなくてみんな「じゃあ俺が点を」って思ってたせいかも知れませんが、前半西澤の2得点。実績のある選手は、もうだめかもと思ってても出し続けることの重要性を知りました。「試合カン」ってあるんだね、きっと。
「勝つかも!」「でも負けるかも!?」とか思って迎えた後半も、なんか、気のせいか、監督が変わってから、パスもうまくなったし、ドリブルもするようになったし、守備も集中するようになったんだよね。不思議です。どう言ったらああなるんだろう?
主審塩川拓司って人でした。「とらない」審判だった。

★2003.11.15 vs. ジェフ市原  0-1

こないだマリノス戦でカード出すぎと言われたが、この試合もカード出すぎでした。10枚。嘉人と濱田が審判への抗議ほかで退場。モリシが怪我で3週間欠場中に、嘉人を2試合出場停止にしたらそら勝てんっちゅうの。ちなみに主審は穴沢。
前半0−1で折り返し、後半中盤で2人の退場者を出して、もうだめかと思われましたが、市原のでたらめなシュートに救われ通し。結局最後までそのまま。
まあ、千葉の果てまで行って、わざわざ2500円出して見るような試合ではなかったような。
セレッソの良かった点を言えば、守備がザルと言われ続けていたのが最後まで守れたこと、9人になっても集中力を失わなかったこと、最後に酒本が出てよく走って、光明を見せてくれたこと、でした。

試合の感想じゃないけど、市原のグランドはとっても簡素でびっくり。選手の名前も、電光掲示板じゃなくて、札かけてるし……。でも、立派なスタジアムを作るより選手に金かけるっていう考え方もアリかなと思いました。
ただ、「最近サポーター同士のトラブルが頻発してるから」って、アウェイの入口をバス停からさらに遠ざけるのはやめて。帰りは、バス停にたどり着いたときには、逆方向に延々と延び続ける行列を見て、駅まで20分、歩きましたよ。(いくら行っても列の後ろが見えなかったんだもん)

あと今日の教訓としては、
●セレッソの試合の時は、敵選手(阿部ちゃん)など見ている余裕はない
●アウェイのスタジアムに初めて行くときは一人で行ってはならない(気がついたらジェフサポに囲まれていた)
というあたりでした。

★2003.10.26 vs. 横浜Fマリノス  2-2

(にっきから)

国立競技場に vs. マリノス戦を見に行く。マリノスはいまのところ1位らしく、みんな(セレッソファン以外は)マリノスが勝つと思っていたに違いないのだが、結果は2−2。
セレッソは、試合が始まってすぐに「今日は集中している」「してない」がよくわかるチームだと思うんだけど、こないだ見た鹿島戦も、今日の試合も、すごくよくやっていた。(その間に行われた大阪ダービーは散々だったらしいが、見てないのでわからない)
誰もが言っているように、審判はカードを出しすぎで試合がめちゃめちゃにはなったかもしれないけど、それに嘉人ちゃんは態度悪かったかもしれないけど、おまけに相手は一人足りなかったのかもしれないけど、でも今日の試合は面白かったです。
唯一、モリシの怪我だけが心配。がんばれ!(この人、私と身長と生まれ年が同じなの。)

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