ホテル探しとサッカーの日々

ブリュッセルの街

美術館は月曜休み。しょうがないからトラムとかバスとかに乗ってみる。

ブリュッセルの不思議なところは、オランダ語とフランス語を誰もが理解していて（これはベルギー中どこもそうだけど）、あと３割ぐらいの人は英語も理解していて（これはブリュッセルだけかも）、それでいて地名から２通りの呼び方があるというところ。融合しない。そして人はとても親切。それでいて都会。
あと交通局が一緒だそうで、同じチケットで地下鉄とトラムとバスに乗れる。これは便利。でも、トラム廃止して全部バスにしたら？って気がしました。

今日はホテルの近くで混んでる店でお昼を食べた。ラビオリって書いてあったのにこれはペンネのグラタンじゃないか。というのはさておき、ペンネはちょっと茹ですぎでしたが味はおいしかった。一緒に出てきたパンはものすごくおいしかったので、明日はみんなと同じようにサンドイッチを頼もうかなと思いました。店のおねえちゃんがよかった。髪形とか。笑ってて。

ペンネのことをラビオリというらしい	ブリュッセル	たぶん有名な教会
教会の中	偉い人	教会の掲示板。ミッフィーチック
ステンドグラスと偉い人

Sabina Hotel Brussels

この日はホテルを移動。今度は５０００円のホテル。Sabina Hotel Brusselsというところ。部屋を見たらふつうの小さい部屋。でもまあ私にはこれくらいがお似合いかな。高いホテルだといろいろ緊張します。チップあげなきゃいけなかったり、ルームサービスに押し入られたり。
部屋を見たとき蠅が２匹いたので窓を開けて行ったのですが、それが裏目に出て、帰ってきたら６ぴきに増えていたよ。。。
それで、最初の日、EURO2004でイタリアがデンマークと戦ってる間、私は蠅と戦っていました。

５０００円のホテル

イタリアは応援してるんだけどちょっとねえ。。。
フランスが圧倒的に勝つといわれている理由が緒戦を見ただけでわかりましたよ。
しかし今日の審判はちょっと。イエロー出しすぎだし、なにみてんのかわからん。

私がイタリアや嘉人ちゃんがすきなのは、「頼むよやる気になってくれ、やる気になりさえしたらキミはできるんだから」ってずっと思ってて、実際やる気になってくれたらすてきなプレイを見せてくれるからだと思いました。トッティは今日は９０分で０−０と見るや、相手の膝を蹴っていた……。嘉人ちゃんより全然悪いやつです。カッサーノが出たらやってくれると思ったんだけどなあ。
結果は０−０。

次の日は、まず、朝間違い電話に起こされた。もしもし！って言ったら赤ちゃんのばぶばぶいう声。許せん！
それからハウスキーピング女が朝６時半（うろ覚え）と９時半に部屋に入ってきた！鍵勝手にあけるな！
そんなわけで、設備は不満はなかったのに人が最低なのでもう泊まるのはやめる。

ブリュッセルのインターネット状況

それはいいが、そうするとまたホテルを探さなくてはならない。ホテルを探すためにはインターネット場所を探さなくてはならない。
結局ショッピングモールの中にあるのが最初に見つけられたやつだったので、１時間半で５ドル払ってやってみた。
それでも、電話で済む日本への用事を英語で書いてみてしまったりして、１時間半使ってできたのは宿一軒の予約だけ……。

それでも成果が得られたことに満足して、オルタ美術館（世界遺産）に行ってみることにした。これがくせもので、ガイドブックにはなんと２ページ以上使って説明してあるくせに、住所が書いてなかった！気づかずに行くほうも行くほうだが。
それで、結局「停留所から徒歩３分」て書いてあったところに、４時間歩いて行き着けませんでした。これはもうご縁がなかったと思うしか。かわりに画材屋さんに着いた。トンボの押しピン買った。

インターネット屋さんがこの辺にはいっぱいあったので、住所は検索できた（けっこう近くまでは行ったんだけどね……）。
この辺のネット屋さんは、アフリカ人がやっていて、１５分３０セントが相場。２時４５分に入ったら「２ｈ５５」って書いた紙をくれた。いい人や。
でも人が後ろにもいっぱいいるし、クレジットカードの番号を入れるのはちょっと気が引けたのでブルージュの宿は予約できなかった。

Catalonia Forum Art Brussels

新しいホテルCatalonia Forum Art Brusselsは偶然この近くだったので、先にチェックインすることにした。
フロントの兄ちゃんは恐い感じで、「なんやネットで予約かい。安い客やな」って思われてるのかと思ったけど、あとで明らかになったところでは、向こうも英語があんまりできないのでこっちを恐れていたのでした。
廊下も部屋もぴかぴかだし、窓は二重だし、テレビはでかいし上向かなくて見れるし（昨日は重要な試合なので一生懸命見ていたら首が痛くなった！）、窓の外は鳥が鳴いてて、でかい木がいっぱいあって、下には小さい庭があって犬が寝てるし、タッタ２０００円でこんなに違うもんかと思いました。最初からここにしてればよかった。
でも、場所の説明がすごくわかりにくかったのだった。中心から遠いのを何とか隠そうとするからだ……。ちゃんと最寄り駅の名前を書いておいておくれー。
セイフティボックスもあるし、栓抜きもあるし、ドライヤーもあるし。あとないのは湯沸かし器だけだ。

ホテル外観	ホテル廊下	ホテル部屋

６時からサッカータイムなんだけど、意を決して前のホテルに荷物を取りに行った。そんで近くでごはんを食べた。店にテレビがあってサッカーやってたので入ってみたバーは、英語を話さないがこっち見てるときはずっとウィンクしている若い兄ちゃんのいるお店。そこでチリコンカヌーを食べた。おいしかったよ。あとｊではじまってｐとｌの入るビールを飲んだけど、ヒューガルテンのほうが好きでした。
食べ物の名前が読めないのがくやしいよ。

サッカーは、チェコラトビアをやっていて、チェコがずーーっと押していたのにラトビアに前半１点を許し・・・ってとこで店を出てしまいました。けっこうシーソーゲームで面白かった。あとはホテルで後半の最後見られるだろうと思って。しかーし・・・。
なーんとホテルのテレビにはサッカーの映るチャンネルがなかった！！　そんなことがあっていいのでしょうか！
フロントの兄ちゃんに聞いたら「３ｃｈで映るよ！」って自信なさげに言ってたけど映んないし。ベルギーは関係ないんすかね？
でも今日もご縁がなかったのだと思って寝ることにします。ドイツオランダ見たかったけどなあ。
フロントの兄ちゃんはオルタ美術館も知らなかった。ホンマに世界遺産なんか？

んーーでもテレビ消して窓開けていると鳥の声がして、ドイツの森の中にいるみたいですごくいいなあ。
負け惜しみですけど、いいはいい。ぴちゅー。ぴちゅぴちゅぴちゅー。むーくー、くくー。むーくー、くくー。ぴちゅるりちゅー。

パソコンがちょっと不安定で不安。もってくれよ。昨日は凍ったのでぶちって切ったら、「おすすめのディスクスキャンしときますわ」っていってやってくれた。