アールヌーヴォーとグランプラス

とりあえず美食

朝起きられず。昼までうだうだ。
昼から出かけるが、朝ごはんのついてないホテル（というかプラン）なのでふらふらで、とりあえず歩いていて最初にあった店に入ったんだけど、ここが大の人気店で、客が多すぎて注文とる人が追いついてません（涙）。そんで、よくわからないので「ローストビーフ」って書いてある高めの頼んだんだけど、これがサラダでした。。
でももうパンはあんまり食べたくなかったのでまあいいや。
サラダはいろいろ入っていた。ルッコラは春菊みたいだね。それからキノコ、ナス、アーティチョーク、トマトのフレッシュとドライの、フェタチーズ、パルミジャーノ。おいしかった。でも白ワイン頼んだらよかったな〜。

「アールヌーヴォーのはじめ」を見る

注文取りに来てくれるまでに３０分ぐらいかかったりしていたので、食べ終わったら２時。それってオルタ美術館の開く時間じゃないか。
昨日６時間探し回った場所に、今日は用意周到にしていったら２０分でつきました。しかもホテルから歩けるところだった。ふー……。
美術館は写真撮影禁止。なので外側だけ撮った。
葉書売ってたけど、中のきれいな光の様子をとらえているものはありませんでした（買ったけど）。

オルタ美術館のドア	オルタ美術館の金具	オルタ美術館外観

いままでアールヌーヴォーってのは「流行」だと思っていて、あまり重視してなかったんだけど、オルタって人はその流行を作ったといわれる人で、流行があったんじゃなくて「作品」があったんだなあと思いました。
ドアの取っ手とか、ちょうつがいとか、引き出しの金具とかがとってもよかった。
でもその写真も模倣品も売ってなかった。残念です。模倣品あったらみんな家に使うと思うのに。

オルタの作品は、世にある（私の知っていた）「アールヌーヴォー調」のものとはまったく違っていて、もっとずっとやわらかいものだった。この人は植物が好きなんだなあとおもいました。私ももっとつた買おう〜。

そうだグランプラス行こう

それから、そうだグランプラスってとこ行ってなかったなあと思って、行ってみることにした。
ここはガイド本にも最初に載っているところで、ここに行かずしてブリュッセルに行ったとは見做されないところなのである。そんで、どこへ行っても「こっちがグランプラス」って書いてあるんである。
でも、そんなみんなが行くとこいってどうするのよ、って思ったわけではなく、ただ行くのを忘れてたんですね……。

コクトー（？）が「絢爛たる広場」と絶賛したというのでちょっと興味がわいたのですが、本当にすてきな広場でした。
建物も、何が何か（どれが市庁舎かとか）わからんかったけど、よいものがあった。
１箇所だけ入れたので入ってみたけど、市の歴史のつまらん展示でした。外側のほうがいい。
あと広場はまんなかが工事中で、かなり興趣を削いでいた。でも行ってみてよかったよ。

絢爛たる広場・グランプラス
	グランプラスのゴディバ	グランプラスの回廊
建物内部（撮影禁止だった）

そのあと、まず閉まらないうちにチョコレートを買いに行った。
プラネットってとこで、おいしかった。おみやげ用を一袋買ったけど、いつまでもつか不明。

チョコレートやさん	おいしいオリーブペーストやさん

イスラム地獄に突入……

それからビールを飲みに行きたかったけど、その前にお金を下ろそう♪って思って、銀行を探しに行った。
そしてそのまま数キロ歩き続けた……。
最後は中華街に行けば他とは違う銀行があるだろうと思って入ったら、出口がイスラム街に続いていて、イスラム街が延々続いていて、ながいながい地獄のような道でした。
なんか食べ物屋が変なにおいするしー、肉屋で鳥の皮剥いで目が飛び出たの売ってるしー、サッカー始まる時間だからやってる店があったら入りたいと思って覗いたら店の中は男ばっかだしー。

ようやくのことで出たと思ったら地下鉄の駅があったので飛び込み、ようやく現世界に戻ってこれた。

路面電車	飛び込んだ地下鉄の殺風景な駅

そんで結局お金は下ろせなかった。この界隈で最有力な銀行は私の銀行カードが使えないみたいなので、トラベラーズチェックを換金するか、クレジットカードでおろさねばなりません。
チェックを換金したい。

カード使えばいいやとしばらく甘く見ていたんだけど、私の買い物というのはたいてい１０ドル以下なので、カードを断られまくり。
今日は夜の１１時半にビールとラザニア食べに行って、まあカードで払えばいいやと思っていたら、９．８０なので断られ、所持金が５００円になってしまいました。しかしそれはそれで満足だった。フルーツビール初めて飲んだけどおいしかった。

夕ごはん食べたお店	ラザニアとフルーツビール	お店外観