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パトラッシュ〜!!

アントワープへ

家主さまが今日から休暇で南フランスへ行くということなので、朝6時起きで車で出発。
アントワープの駅まで送ってもらう。駅はすごいきれい。教会みたい。すてき。
インフォメーションが開くのを待ち、地図を25セントで買う。そしてホテルの場所を聞く。「ここが駅でしょ、だから前の道をまっすぐ行ってね」って言われたんだけど、その道を探し当てるまでに30分ぐらいかかりました。
そしてなんとかホテルに到着(バウチャーはここではいらないといわれた)、大きい荷物を預けて街へ。

・・・と意気揚々と出かけたのはよいが、あたら地図を持っているせいか、ぐるぐる回りまくって疲弊。
目的地4つあったのに、最初のにたどり着いたのが午後の3時ですよ。
車から降りたの朝の8時半ですよ。
しかもコート着てる人もいるほどの寒さ。時々雨降るし。

アントワープの駅前 駅構内 駅構内
駅構内 駅構内 駅構内
駅構内 街にはすてきな入口がいっぱい 聖母像
すてきな入口がいっぱい すてきな窓も すてきな入口
入口♪ コーヒー豆や?おいしそうだった 洗濯機299ユーロ。買いたい


ネロとパトラッシュの大聖堂

最初にたどり着いた目的地である大聖堂に着いたときには、ネロの気持ちが痛いほどよくわかりました。
寒いよう。ひもじいよう。でも大聖堂まではどうしても行きたいよう。ばったり。

でも大聖堂はとてもよかった。
ルーベンスの絵も輝いていた。
デジカメの電池が切れていたので、明日もまた来ようかと思いました。・・・たどりつけたらね。

大聖堂。奥にルーベンスの絵が。ばったり。パトラッシュ、僕だんだん眠くなってきたよ…。

そのあと、開いてた店で昼ご飯を食べた。若干不満足な感じ。

豆のスープ(薄い) コロッケ 路線バス


思い入れのあるようなないような

アントウェルペンは、戦争本作ってたときにいっぱい出てきた地名だったので、行ってみたかったところ。
この道をドイツの戦車が偉そうに通ってたんだなあ、とか、軍事オタクみたいな感慨にふけってしまいました。

アントウェルペンの道案内板 でこぼこの道 公園には二羽ニワトリが
看板はすてき

それからまた糸の切れたタコのようにさまよっていたら、タプナードとかオリーブオイルとか売ってる食材屋さんを発見!
そんな食材はイタリアで買いなよ、という天使の声は聞こえたものの、店の中へ。そしたらいろいろ試食できるしさー、うまいしさー。
そんで瓶詰めのペーストを買った。
レジのところにオリーブに似せたチョコアーモンドが置いてあった。試食させてくれた。これは感動のおいしさでした。ベルギーチョコレートの真髄を見た。たぶんあまりにおいしそうな顔をしたのでしょう(褒めたし)。「もういっこ持ってっていいよ」って言ってくれた。この先長い暑い旅行のことを考えて買わなかった。しかし明日たぶん買ってしまうでしょう。意味なし。

それからガイドブックに「金曜はタダ」って書いてあったので「レンブラントハウス」に行ってみる。でも、苦労してたどり着いたら「金曜もタダじゃないよ」って書いてあって、8ユーロ。。。なんなんだよ。でもせっかく来たので入ってみた。しかしまあふつうのうちでした。庭はよかった。みんなオーディオツアーのを耳にはめて微笑んだりしていたから、たぶんあれを聞けばかなりお値打ちだったんでしょうか。うーむ。
「中にトイレがあるだろう」って思って入ったのに、最後にやっとあったと思ったら30セントかかる上に長蛇の列。やめました。なので減点。

帰りにベルギーワッフルを食べようと思ったのですがはずれだった。そもそも店員がしゃべってて出てこないし。トイレだけ行って出てきたらよかったよ。
チョコバナナワッフル(クリームつき)を食べた。それでもクリームとチョコとバナナはおいしかったよ。
あとコーヒーはさすがのうまさでした。

疲れたのでいったんチェックインしに帰る。
このまま寝てしまうと悲しいので、テイクアウトできるとこ(オリジン弁当みたい?な)でキッシュとブラウニーを買う。
食べてばっかりだ。
服が入らなくなるのだけが心配です。

テイクアウト食材屋の袋 工事車両

ホテルはGolden Tulip Astoria Hotel Antwerpというところ。
68ユーロですが、ベッドが2つあって、冷暖房があって、エレベーターがあって、ワイヤレスインターネット(1時間1200円)があって、お風呂にアメニティ(もってかえれるやつ)があって、ミニバーもあってペイTVもある、朝食つきの非常にまともなホテル。しかも1時チェックアウト。
やっぱ8000円出したらこのくらいはないと困ります。(ドアのところに書いてある値段はシングルユース140、ダブル165)

ふつうのホテル


道に迷ったので朝倉三文の小説『ダブ(エ)ストン街道 』のことを思い出す。
アントワープもアントウェルペンとも言うし、迷路のようなところ。
世界にはもっともっとわけのわからない空間が存在するのかもしれないなー。

結局そのまま寝てしまい、11時間安眠。

ダブ(エ)ストン街道 』は、主人公の彼女が消えてしまった地域の名称で、
ダブストンともダブエストンとも呼ばれる、名前も定まってないような
不可思議な地域で、不可思議なことが起こるところとされてるんだけど、
アントワープはふつーに「アントウェルペン」とも呼ばれていて、
看板とかもどっちでもいいような雰囲気がありあり。
(ホントは歴史的背景に基づいているので、一人の人が
両方を使うようなことはないんだろうけど)
だから、『ダブ(エ)ストン街道』は言ってみればたいしたことない話を
必死に想像して書いてるみたいな話なんだけど、私は好きです。
方向音痴の感じる世界をもっともよく描写してる小説のひとつだと思うから。

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